転落人生の始まり!?でも当時は気がつかなかった ⑱

職場の事(~2016)

S部長から「理不尽ないわれ」を受けた私は、M工場長にそのことを伝えて「準備をするための新たな場所」が欲しいと言いました。

すると、M工場長は工場とは別棟の商談室の一つを与えてくださり、M工場長が改めて「私の立場」をS部長を含めた管理職全員に説明し、私を通常業務から外すように伝えてくれました。

渡米までの2週間、その日から私は勤務時間の大半をこの商談室で過ごす事になります。準備作業がはかどり、結局1週間で商談室を出ることが出来ました。

が、しかし、この商談室にも「S部長」は現れたのです。


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・商談室に怒鳴り込んでくるS部長!

朝の打合せと現場確認、作業割り振りを終えて工場を後にし、10時には商談室に入る。そこから帰りまで1人で過ごします。

静まり返った商談室で私は1人、黙々とPC作業をしていました。

誰も来ない。事務所の女性が午前と午後に1度ずつ、お茶を入れに来てくれるのは有難い。

おかげで作業が進み、この分だと早く終わりそうだ♪ と考えていた作業終盤に突然S部長が商談室に入ってきました。

ノックもせず、いきなり扉が開け放たれたので私は驚きましたが、本当に驚いたのはS部長がその後に言った言葉でした。


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・S部長はまたしても驚きの言葉を放つ!

そのときのS部長とのやりとりは大体こんな感じでした。

S部長:「なあ、オマエ、本当にアメリカ行くのか?」

私:「そうみたいですね」

S部長:「なんで断らなかったんだ!」

私:「社長の意向もありますし、仕方がありませんよ」

S部長:「オマエはそれで良いかもしれないが、オマエが居ないその3ヶ月間はオレが大変になるだろうが!」

私:「・・・・・」

S部長:「オレに迷惑がかかると思わなかったか?」

私:「・・・・・」

S部長:「オマエ、いい年して、そんなことも分からないんだな!」

と言い捨て、商談室を出ていきました。

まるで嵐が過ぎ去ったかのよう・・・。

私はあきれ果てました。言い返すのも馬鹿馬鹿しい!

とにかく早く終わらせよう。渡米までもう1週間しかない。

・渡米の準備完了。その日を待つ!

商談室で集中的に準備作業が出来たため、渡米までの1週間は通常業務に戻れました。

あの日以来、S部長とは会話は無し。

ただ直属の上司なので、出発前の最終日に「行ってきます」とだけ伝えた。

S部長は周りにいる部下の手前、格好をつけたのか、「おおぅ、きぃつけて行ってこいや~」と大きく見せます。

しばらくお互い顔を合わせなくて済む!

利害一致したのか、何とか普通に出発することが出来ました。

続きは、転落人生の始まり!?でも当時は気がつかなかった ⑲で書いていきます。

Y会社を辞めて3年が経った今でも、当時の部下と飲みに行き近況を聞きます。

S部長は現在も部下から信頼されず、頼れる部下も出来ていないと聞いています。そのためいつまで経っても、自分自身で何事もやらなければなりません。

周りから信頼が得られない上司は、自分しか信じられないものですから・・・。


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