転落人生の始まり！？でも当時は気がつかなかった ⑫

前回は私が「死に物狂い」でS室長から承諾を得た2つの方策である「1.勉強会」が「S室長を除く残り3名のクズ管理職」によって潰されたこと。

また「2.問題行動のある社員への対応」では「S室長を含めた管理職4名全員」が余りにも情けない対応をとったことを書きました。

ハッキリいってこの姿を見たとき、管理職4名全員の「クズさ加減」が嫌というほど身に沁みました。

今回は、遂に私の堪忍袋の緒が切れ「直属の上司S部長（元S課長）と大口論!!!」になった事を書いていきます。

期待していた方策が空振り！そして現場に漂う絶望感…

当時の私は30代半ばで入社2年目。この時私は主任になっており直属の上司S部長（元S課長）ら管理職たちと現場社員とのパイプ役。業務遂行上、上司に盾突くことは本当に避けたい立場だった。

しかし、あの「問題行動のある社員への対応事件」で被害を被った「立場の弱い社員」が今もなお理不尽な扱いを受けていて、「本当に問題行動のある社員は野放し状態!!」が目に余ります。

なんとかしてくれ!!!、現場のあちらこちらから悲痛な言葉が毎日私に寄せられました。

もう、こうなったら何時かは「自分が直接対決するしかない」と考えてはいましたが、新米主任が「しゃしゃり出る」のは会社組織的に筋違いです。本来ならば、これは当然「職長である管理職の役割」です。しかし、それを頑なに避けて通ろうとする「クズ管理職」たち。

私は、いつかは彼らに「この責任を取らせたい」という思いを強く持つようになります。

ですが、そういう私の思いとは裏腹に「S部長」は「お前の要望を聞いてやったのだから」と恩着せがましく、今度は「自分の要望」を当然のように言い放ちます。

「社員をまとめるのは、お前の仕事だ！」「主任になったのだから現場をまとめていけ！」。と、こうおっしゃいます。笑えると同時に呆れてものが言えません。

今の現場は管理職の彼らが「やらなければならない大事な事に目を背けた」結果、出来上がったものです。それを変えるチャンスだった絶好な改善の機会をあたえられたのにも関わらず、再度「頑なに避ける管理職の姿勢」が社員の感情を逆なでする結果となり、職場全体の雰囲気が悪くなり、社員がまとまらなくなったのです。

今まで感情を押し殺し冷静に彼らと接していた私ですが、遂に直属の上司「S部長」に感情が大爆発してしまうのです。

「S部長」は直属の上司であるため「朝の打合せ」「問題発生時の連絡＆対応確認」「進捗報告」などで顔を合わせるため、どうしても他の管理職より業務遂行上、関わる頻度が高いのです。そして以前にも書きましたがこの方、管理職の中で一番クセが悪い…。

その日は忘年会も過ぎた12月下旬。辺りは真っ暗でチラチラ雪の降る金曜日の仕事終わり。何故か「管理職4名」から酒の席に誘われます。

もうすぐ年越し！今年も色々あったけど嫌なことは忘れて来年も頑張りましょう！という感じだろう。「関係修復」には良い機会だ！と参加することにしました。

しかしこんなことになるなんて…。

ぽつんと小さな古民家的居酒屋は「S部長」の行きつけらしく会社からも近い。のれんをくぐると女将が「私」と「開発部主任Oさん」を「管理職4名」の座敷へと案内する。

するとすでに「管理職4名」は料理は無いながらもビールを飲んでいた。私たちの席は予め空けてある様子なので、その席に座る。そして同じもの（ビール）を注文する。

しばらくして料理が次々に登場する。そして当たり障りのない会話が続くが居心地は悪いわけでもない。

そうして1時間半が経ち管理職3名が帰っていく。残されたのは「私とOさん」そして「S部長」の3人となる。そして座敷を空けるためカウンター席に移動。この時点で3人とも酔いはあるが、まだまだこれからの状態。

しかし、そこから「S部長」の発言する内容がガラリと変っていく。先ほどまで当たり障りのない無難な会話をしていたのに急に「私に対する不満」をメインにしだしたのです。

耐えながらカウンターの隅で無言で酒を飲む私にS部長が「ネチネチと私の不満」を一方的に発言しOさんに同感を求めるスタイル。さらにはカウンター越しの女将やら従業員にまで同感を求めだします。

女将やら従業員、S部長に肩を組まれたOさんらは困惑ながらも、なだめたり話題を変えようとしたり必死に対応しています。しかしS部長は「みんなが自分側についていると勘違いしたのか？」その勢いのまま私の隣に移動し「自分の言い分が正しい」事を、この場で認めさせようとしています。

自分だけではどうにもならないからといって、しまいには関係のない者まで巻き込んで…。もう許さん!!!。

思いっきりボロカスに言いました！箇条書きにするとこれらの内容となります。

1.この場の皆が貴方のせいで迷惑している！。

2.貴方の日頃の言動は管理職のものとは思えないほど馬鹿げたものだよ！。

3.貴方が言う私への不満事は、元々は貴方がしなくてはならなかったものなのだよ！。

4.責任転嫁ばかりするんじゃない！この卑怯者！。

そしてS部長ほか、誰も発言出来ない空気となった居酒屋を1人後にします。

今まで溜め込んだ思いを出し切りスッキリしたのは初めの一瞬のみ…。後はメチャクチャ気分が悪く、大きな後悔が押し寄せてきます。来週からどうしよう…。

この記事は過去の自分がどのように働いてきたのかを、私自身が心の整理をするために綴っています。なので読者の方々に向けて「だから…こうです!!」という結論的な事はお伝えできませんのでご了承ください。