前回の記事ではY会社の面接時に感じた、おかしな雰囲気のことを書きました。
そのせいなのか?言い知れぬ不安がよぎります。しかし転職には多少の不安はつきものです。同業の転職でも一緒です。でも、まさかこんなことが待っているとは…。
今回は、Y会社に初出社して数日の間に感じた事を書いていきます。
1.ついにY会社に初出社!
まずは早めに出社し緊張しつつ事務所に向かいます。偉いであろう年配の方が一人いたのでまずは挨拶を済まし、その後の指示を待ちます。
その方は面接での面識がない方で年齢は60代後半、物優しい感じで私は少し安心しました。
正直面接での部長2人には何故か警戒心しかなかったもんで♪ 後に分かるのですが、この方は取締役のM工場長で、その工場では一番偉い人だったのです。
するとM工場長は、「現場の事務所は別にあって、そこで現場の職長たちがミーティングをしているから」と私を連れて現場事務所に移動。すると居ました!面接での部長2人(T部長とI部長)を含め7~8人がミーティングルームで話し合っています。
M工場長から紹介され 私は元気よくハッキリと、「今日からお世話になります!○○と申します!よろしくお願いします!!!」と挨拶しました。
すると皆さん笑顔で迎えてくれました。形式とはいえ一先ずホッとします。
そして一人ひとりから自己紹介をされますが、一度に覚えられる訳がありませんので先ずは直属の上司だけを覚えようと思い、それが製造部のS課長でした。
その後、ロッカーや下駄箱、食堂など工場案内をS部長ではなくS室長から受けて、ついに現場にデビューです。
2.ついに新しい職場の中へ…
S室長は作業員のHさん(当時60代初めで元々は本社製造部で管理職をしていたが訳あってこちらに移動)に私を預けて自分の業務に戻られた。
Hさんはユーモアがあり、いつもジョークを言って職場を明るくしてくれる人柄で、さすがに元管理職だけあって知識も豊富です。若い作業員だけでなく現管理職からも頼りにされているのが伝わってきます。
作業経験者の私はHさんから 先ずこの現場での独自ルールを教えてもらい、あとは自主的に動いて分からない事だけ確認する方法で入り込んでいきました。
Hさんから「やっぱり経験者は手がかからなくて良い」「作業も正確で早い」と言って頂き、新たな現場で自分が役に立てているという実感を与えてくれます。また、どんどん新たな仕事もさせてくれます。
Hさんとの会話も自然と増えていき、1週間も経つ頃にはお互い一番話す間柄となっていました。
私をこの会社に導いてくれた前職場で出会ったIさんの話をすると、Hさんから私が知らなかったIさんの活躍が沢山出てきます、そしてIさんは社員には かなり怖い人だったらしい事も。
そんな中、殆どの作業員と言葉を交わしたけれど、あれ?直属の上司はどこ?どんな顔だったっけ?という状況に! 1週間も経つのに入社初日に挨拶しただけだ~!!!。
そして直属の上司、S課長にも積極的に関わろうとするのだが…。
続きは、転落人生の始まり!?でも当時は気がつかなかった ⑥で書いていきます。
この記事は過去の自分がどのように働いてきたのかを、私自身が心の整理をするために綴っています。なので読者の方々に向けて「だから…こうです!!」という結論的な事はお伝えできませんのでご了承ください。
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