前回は転職先であるY会社への初出社から約一週間までの様子を書きました。
そして1カ月もするとY会社の現状が色々見えてきます。
それより感覚的に現場の雰囲気が何かおかしい…様子が変だ…。
今回はY会社の現状から感じた違和感をまとめてみました。
Y会社の現状と雰囲気(入社当時)
1、40代後半~60代の部長クラスが現役!
この分野の仕事は時に目視で10分の1~100分の1ミリの調整、整備を必要とするので、前職では20~30代の若い技術担当者と、それを教える40代の技術長がいましたが、技術長は専らアドバイス役がほとんどで、ときたま老眼鏡をかけて調整作業をしている感じでした。
しかし、このY会社の技術担当はS課長(40代後半、老眼鏡もちろん使用♪)で、その他に技術担当者はおらず、たった一人で50台近いマシンのセッティングを行っています。
「なんて凄い人なんだろう!!」と思うと同時に、「なぜ、他にも技術担当者を作らないのか?」と思ってしまいました。セッティング待ちのマシンが幾つも止まっているからです。
またY会社には「製造技術部」以外に、「品質管理部」、「開発部」、「営業部」、「総務部」があるのですが、こちらもそれぞれ50~60代の部長が第一線でやっておられます。
部下には任せられない!と言わんばかりに…。
2、なぜか30~40代の社員が居ない!
50~60代の管理職が老体にムチを打ち第一線で頑張らなければならない理由はこれでした。30代~40代の社員が居ない。居るのは20代が少し。
しかし何故でしょう?、30~40代の中間管理職どころか平社員もいないのです。
正確に言えば開発部に一人だけ30代後半の主任がいただけです。
その疑問を入社して数か月後に直属の上司であるS課長にそれとなく聞いてみたのですが、S課長はニンマリと意味深に?顔をニヤつかせ、何も話してくれませんでした。
ですので途中入社のこの私が、製造技術部で唯一30代の社員となったのです。
3、課長・部長の言動!
新人である私は休憩時間は先輩たちとのコミュニケーションを図る大事な時間であると考え積極的に入っていきました。
休憩室にはS課長を含む管理職が4人と20代の社員2人が先に入っており、その中に途中から私が加わったのです。
しかし、そこで目にした光景は…。
S課長が20代の部下の仕事ぶりをけなし、それに対して俺の仕事ぶりはどうのこうのと自画自賛、それを他の管理職が褒めたたえる光景だったのです。
休憩時間は午前、午後とも10分と決まっているのですが、ネチネチ、ダラダラと管理職が部下をイビるので毎回30分以上休憩室にいる羽目になります。
確かに部下への不満はあるかもしれませんが、どうなんでしょうね…管理職の言動としてはみっともないと思いますが…。
また、けなされていた20代の社員はどんなに教育を受けても身につかないダメな人物なのでしょうか?。
私が唯一この会社で尊敬できるHさんも彼らを指導しています。彼らはHさんによりモチベーションが上がり、4人の管理職(工場長以外の全員)によって、やる気を削がれているとしか思えないのです。
続きは、転落人生の始まり!?でも当時は気がつかなかった ⑦で書いていきます。
この記事は過去の自分がどのように働いてきたのかを、私自身が心の整理をするために綴っています。なので読者の方々に向けて「だから…こうです!!」という結論的な事はお伝えできませんのでご了承ください。
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