インコの爪切りは自分でするより動物病院が安心!一番なついていたリンちゃんの死!!!

ペット

2014年の7月、リンちゃん(オス)とメイちゃん(メス)の爪が伸びているのが気になり動物病院で切ってもらおうと考えていました。

しかしこの頃 私は3か月間のアメリカ出張を控えており、とうとう7月7日の出発日を迎えてしまいました。

そこで妻と娘にインコたちの爪切りを頼んだのですが、その時私は「インコの爪切りをネットで調べて自分たちでやったら良いよ」と言ってしまったのです。

インコの爪切りなんて やったこともないのに簡単だと考えていたのです

私の発したこの言葉が、大切なあの子を失う原因になってしまいました。

その後に訪れる悲しい出来事を知らない私は「いい子でお留守番しててね!」、

「3か月後にまた会おうね!」とリンとメイに再会を約束し、いつものリンの玄関までの見送りを愛おしく想いながら家を後にしました。

リンと私の永遠の別れです…。


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何故か家族との連絡が途絶える。言い知れぬ不安…。

アメリカでの生活も2週間を超え、通勤や買い物にようやく慣れてきた頃、毎日のようにLINEで連絡を取り合っていた家族が何故か誰も通話に出なくなりました。

メッセージを送っても既読スルー、もしくは既読も付かない状態が3日も続くと言い知れぬ不安が募ります。

そして4日ぶりに娘からメッセージが!! しかしその内容はただ、「お母さんから何か聞いてる?」とだけ。

さんざん無視され、やっと連絡がついたと思えばこれだけなので、半分怒りぎみで「何故数日も連絡をよこさなかったのか?」とメッセージを送りました。

すると、しばらく時間がたって娘からメッセージ「明日また連絡する」とだけ。

苛立ちが収まらない私はその晩、ビールを多めに飲んで寝るしかありませんでした…。


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翌日届いた…悲しい知らせ!

翌日仕事が終わり帰宅した18時頃(日本時間7時頃)、娘からLINE通話がきました。

久しぶりの通話です。

私は数日分の溜まった苛立ちから、会話の初めはその辺を責めたものになっていましたが、娘の少ない言葉数から徐々に、これは大変な事が起きたのだと気付きはじめました。

その時の会話はこんな感じです。

私:「なんでお父さんの連絡無視した!!!!!!(怒)」。

娘:「連絡来てたの知ってたけど出来なかった…」。

私:「なんで???(怒)」。

娘:「おとう、インコの爪切ってって言ってたやろ、で切ろうとお母さんとやってみたんだけど…」。

私:「うん(冷静)」。

娘:「そしたら嫌がるやん…」。

私:「そうやな~(不安)」。

娘:「だから…押さえていたが…」。

私:「うん……(不安増す)」。

娘:「そしたら………死んでしまったが………」。

私:「嘘や!!!!!!」。

娘:「………」。

私:「どの子?……」(涙)。

娘:「……リンちゃん……」(涙)。

私:「嘘や!!!!!!」(号泣)。

娘:(号泣)。

しばらく会話が出来ず…時間がたっても涙が止まりません。

そして会話を再開。

私:「リンちゃん、いつ亡くなったの?」。

娘:「7月25日の20時54分に亡くなった…時計見たから」。

私:「そうか………」(涙)。

娘:「埋めることとかにも時間かかって……」。

私:「うん、ありがとう。何もできんでゴメンな…メイはどうしてる?」。

娘:「メイ、何が起きたかわかっとるよ……メイにリン見せないようにしとったけど、いつもと鳴きかた違うし、リンを呼び続けとったから…」(号泣)。

私:「わかった…エサは食べる?」(涙)。

娘:「あれから食べるとこ、見てない…」。

私:「しばらく注意して見てあげて。それと爪切りはおとうが帰ったら病院でやってもらう。今はストレスをこれ以上、メイに与えてはダメだからね」。

娘:「うん、それにもう絶対爪切り出来んから」。

私:「そうやな、辛い思いしたな…おとう帰るまで頼むな」。

娘:「うん」。

この日から私は悲しみをこらえつつ、まだ始まったばかりの任務に集中しなければなりませんでした。

後悔と懺悔の思いがこみ上げてきます。

インコの爪切りなんてやった事ないのに妻と娘にあんな事言ってしまった!

大切なあの子がこんなことになるなら動物病院で爪を切ってもらえばよかった…。

今では半年ごとにインコの爪切りを1羽400円位でやってもらっています。

後に動物病院の先生がこんなことを言われました。

インコにとって爪切りは恐怖を与えられる行為そのもの。それを大好きな飼い主にされると飼い主に対して恐怖心が芽生えてしまう。せっかく築いたインコとの信頼関係が壊れてしまう事もあるので、嫌がる事は医者がやればいい。嫌われるのは医者でよくて、飼い主の事は大好きでいて欲しいです、と…。

確かにそうだと思います。でも、もう遅い…。

いちばん人になついていたリンちゃん…怖かったね…ごめんなさい。

そしてメイちゃん、ひとりぼっちにしてごめんなさい。

次の記事で変わり果てたメイの様子と心のケアについて書いていきます。

その後、残されたメイは以前と比べて大きく変わってしまいました。


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