インコの死別…残されたインコに新しいパートナーを迎えた結果は?

ペット

前回では衝撃的な事故により残されたメイちゃん(セキセイインコ雌)に私がおこなったケアを書きました。

始めた当初から見ればかなり元気にはなりましたが、元のような活発で人なつっこい状態ではありません。

素人の私が2ヶ月間、毎日懸命に尽くしていましたが限界のような気がしていました。もっと長い時間をかければ違うのかもしれませんが…。

ある日、メイを連れてペットショップに見学に行ったときのメイの反応があまりにも良く思えたので、思い切って後日、新しいパートナーをお迎えする事に決めました。

今より少しでも元気になってくれれば…という考えからです。

今回は新しい子をお迎えしたその後のメイの変化を書いていきます。


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新しいパートナー選び!

まずはペットショップを幾つか見て回り、生後1ヶ月以内のヒナの居る所を探しました。

なぜ生後1ヶ月以内のヒナかというと、人への懐きが良いからです。

初めてセキセイインコを飼おうと思われている方はこちらの記事を参考にどうぞ。

そしてあるショップで十数羽のヒナを発見!そこから1羽ずつ見ていくと、ある1羽の子が私のそばにやってきました。もちろんその子はゲージの中にいるのですが私が動くと追ってくるそぶりをします。指をその子の近くでグルグル回すと興味津々な感じで追いかける仕草をします。他の子たちはヨチヨチとただ動き回る中で…。
この子だ!!!

私はその子を見失わないよう目をそらさず店員さんに「この子をください」と伝え、その子が間違いなく手元に来るまで注意深く見ていました。

そしてペットショップから帰宅。

この子はヒナなので直ぐには成鳥のメイと同じゲージには入れられません。別ゲージ&別の部屋で2ヶ月ほど単独飼育をすることになりました。

”挿し餌”の期間は1ヶ月もなかったです。そして”ひとり餌”になり手が掛からなくなる頃には自由に飼育部屋の中を飛び回ります。

その飼育部屋は私の部屋(4畳)でもあり、仕事の資料作りもここでするのですが、少し大きくなったその子は私の体の上をあちこち歩き回ったり、パソコンのキーボードに乗って作業のジャマをするようになりました。これはこれで困り事なのですが…。

とにかく、何処へ行くにもついてくる、とっても可愛い子になりました。

この子は、後に”ふぅちゃん”と名付けられ、とんでもなく甘えんぼ~&かまってちゃんとなり、人に懐く逸材だったのです♪。


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ついに2羽がご対面!

家に来て1ヶ月を過ぎたあたりから、幼い”ふぅ”がメイの鳴き声に応えるようになりました。

何となくお互いが存在を感じている様子。しかしふぅとメイは部屋が別々なので、お互いの姿はまだ見ていないのです。

この頃になるとふぅは私と遊んでいても、遠くでメイの鳴き声が聞こえるとピタリと遊びを止めて鳴き始めるのです。

私はこのままふぅを1羽飼いにすれば相当懐いた面白い子になると思いましたが、メイのパートナーとして迎え入れたのが主目的だったのでそれは諦めました。

そして2ヶ月が経ち、ふぅの体も大きくなり(この時点で成鳥のメイより大きい)ついに2羽をご対面させました。

まず、メイのゲージを開けましたがいつも通り、メイは出てきません。そこで別の部屋から私の肩に乗ってふぅがゲージ前でメイとご対面!という予定でしたが、部屋を出た瞬間、ふぅは私の肩から飛び立ち、メイのゲージの中に飛び込んでしまったのです!!!。

幼いふぅは好奇心旺盛で、メイと遊びたいよ~仲良くしようよ~という気持ちが強かったのでしょう。

しかし突然自分の住み家に入り込まれビックリしたメイは当初、誰だよコイツ~!うっとうし~!まだ子供じゃん!という感じでふぅを煙たがっていました。ジッ、ジッと怒った鳴き声を出したり、くちばしでふぅを突いたり…。

私は正直、ありゃ~このペア合わないな~と思い一旦2羽を離しましたが、その後もふぅがメイに会いたがるので、それから1週間位にかけて少しずつ一緒にいる時間を増やしていきました。

そして丸一日の完全同棲!

幼いふぅがメイに突かれる姿を見ると、とても心配で目が離せませんでしたが、それでもふぅはメイのそばから離れません。まるで母親を慕うかのように。

そして徐々にふぅの甘えんぼ&かまってちゃんの、とても可愛いく、ある意味しつこい性格がメイと生活していくうちに抑えられ、段々落ち着きが出てきました。

メイは活発なふぅの影響を受けて、警戒しながらもゲージの扉を開けるとふぅの後を追って飛び回るようになり、私の手の上にも時々乗るようになりました。

私の手のひらで2羽がケンカをしながらエサを食べています。前の子とのペアほど仲良くありませんが、メイは以前より格段に元気になりました。

数か月経った頃には何をするにも一緒にするようになりました。1羽がご飯を食べだしたら割り込んで一緒に食べる。1羽が外に飛び出したら追いかけて隣に居座る。1羽が私の肩に乗ったらもう1羽も、というように。

毎日ケンカ(メイが怒っているだけでふぅは甘えてるだけ)をしていますが、もしかしたらふぅはメイに何かを厳しく教わっているのかもしれません。

その後、ふぅは徐々に私から離れ、メイのパートナーとなっていきました。それでも時々は私に甘えてくれるのが嬉しいです。

以前の私にベッタリだったふぅが懐かしい…。

可愛かったなあ~♪。

新しい子を迎えて良かったこと♪

① つがいのパートナーを失い、元気がなかったインコの活発さが戻った。

② 人的事故だった為、人への警戒心は解けないが和らぐ効果はあった。


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