倉庫作業の労働環境はどんなもの?倉庫の種類別で考えてみた!

職場の事(2017~)

2016年に前職を鬱病のため退職。その後、再就職をして早や2年半。倉庫の仕事にも慣れた40代の私です。

中間管理職だった頃からみれば心身の負担は軽くなり自由な時間が増えました。

しかし倉庫の仕事を始めた頃は、製品の重さで腕や腰が痛み何度も辛い思いをしました。

でもそれを乗り越えた今は、毎日気ままな一人作業となっております。心を患った私には丁度良い環境なのかもしれません。

そんな私が倉庫作業とはどんなものなのか?いろんな倉庫に出入りするトラックドライバーさんたちから聞き込んだことも交えて簡単に紹介していきます。


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倉庫の仕事とは?

簡単に言えば、倉庫に入ってくる製品を出荷するまで保管し、問題が起きないよう管理をします。

倉庫内には様々な物が混在しており、その状況の中で出荷と入荷が何度も繰り返されます。そこで作業者は倉庫の中がゴチャゴチャにならないようフォークリフトで絶えず整理整頓することが必要となります。

その整理整頓の際には、これから出荷するもの(前もって種類と数量を確認している)をトラックの積み込み作業がスムーズにおこなえる場所に置いておくことが重要です。

そして積み込みを終えたトラックが出発したら、次に出荷される分を同じくスムーズに積み込めるよう段取りをします。

倉庫の種類と労働環境について

一般的な倉庫の種類は大きく分けて3種類あり、それぞれどんな労働環境なのか簡単に紹介します。

最新設備のものや地域によって当てはまらないケースもありますのであしからず。

1.製造会社の倉庫(私のケース)

私が勤める倉庫はこれに当てはまります。詳しい日々の作業はこちらで紹介しております。

メリット

・自社の製品しかないので倉庫の中では一番物が少なく覚えやすい。

・リフトでの一人作業が主なので人間関係のトラブルがほとんどない。

・やり方次第で定時帰宅も可能。

・製造会社の賃金体系に基づいているため月収が普通。もしくは少し下がる程度。

デメリット

・空調は無いのが基本!夏は暑く冬は寒い。(食品関係は冷凍・冷蔵のため年中寒い)。

・定時帰宅が十分可能なので残業で稼ぎにくい。

・製造現場とは別棟という場合が多く、人間付き合いがほとんどなく孤立感がある。

・会社を休むと不慣れな代役があてがわれ、次の日直し作業に苦労する。なので体調管理はとても重要。


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2.運送会社の倉庫

メリット

・リフトでの一人作業が主なので人間関係のトラブルがほとんどない。

・トラックドライバーより倉庫担当の基本給は安いが残業と休日出勤で手取りはそれなり。

・倉庫担当は1~2名だがドライバーや事務所員とのやり取りが多少あるため孤立感は少ない。

デメリット

・各取引先から製品が集まるため物が多いが倉庫担当の作業員は少なめ。

・運送会社は走ってナンボなので内勤である倉庫担当の基本給は安め。

・トラックの帰社が遅れると倉庫担当は残業となり帰りが遅くなる。

・空調はもちろん無いのが基本!(食品関係は冷凍・冷蔵のため年中寒い)。

3.倉庫専門会社

メリット

・倉庫事業が本業なので物は多いが作業員も数名体制。

・交代勤務の場合もあり残業はそれほど多くない。

・倉庫事業が本業のため月収が良いか普通。

・稀に空調設備がついている場合がある。

デメリット

・ある程度の従業員がいるので人間関係に多少気を遣う。

・空調はもちろん無いのが基本!(食品関係は冷凍・冷蔵のため年中寒い)。

倉庫作業まとめ!

これまで倉庫の種類と作業内容、そして作業環境を簡単にご紹介しました。

そこから労力、賃金、孤独感を順にすると、この様な感じとなりました。

自分の必要性に合った倉庫の環境が手に入ると良いですね♪。

1.労力が低い順

・製造会社の倉庫<・倉庫専門会社<・運送会社の倉庫。

2.賃金が高い順(残業含む)

・運送会社の倉庫>・倉庫専門会社>・製造会社の倉庫。

3.孤独感が強い順

・製造会社の倉庫>・運送会社の倉庫>・倉庫専門会社。


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