転落人生の始まり!?でも当時は気がつかなかった ⑩

職場の事(~2016)

前回では「問題の管理職4名」から嫌がらせを受けていたこと、またそういう中で尊敬するHさんから「私が第二工場の稼働率と不良率を急激に改善させた」と褒められたことを書きました。

その成果は誰が見ても歴然で「機械は全台稼働!」そして「トラブル停止もほとんど無し!」。このような状態は久しいとのこと。

初めは私の独断で調整してましたが、後に「問題の管理職メンバー」のS室長から正式に依頼を受けて、S課長に代わって私が第二工場の機械を調整するようになりました。

しばらくして私に対する「管理職たちの態度」が軟化していきます。そりゃそうですよね!出たその成果は役員会議で彼らのものになるのですから…。

少し悔しいけれど、私の目的は「管理職たちの悪い行いを無くし、働きやすい職場にしたい」ことだったので、彼らの態度の軟化から「交渉のチャンスを引き出すこと」に期待しました。

今回は問題の管理職との交渉にまでたどり着いた経緯についてお話しします。


スポンサーリンク

1.管理職たちが態度を軟化させた理由…

第二工場の稼働率、不良率が急激に改善したことで管理職たちは、とりあえず私を自由に泳がせて様子を見ようと思ったらしいです。※後にそう言ってました。

そして月日が経つと機械の調整が進むので、益々私の持ち場の第二工場は調子が良くなりました。そうなると第一工場との差が浮き彫りになってきます。

当然、管理職としては第一工場の改善も手掛けたいが、自分たちではどうすることもできない…。となると私に頼むしかないので、彼らは「態度を軟化せざるを得ない状況」になったのです。

勿論、彼らの「私に対する酷い仕打ち」は忘れてはいませんが、S室長から頼まれた第一工場の改善を私は快諾しました。

それから数日データーをとりながら最適値を探り調整を行いました。調整後は上手く稼働するようになりましたが、製造する製品が変わるたびにこの調整が必要なので第二工場の私には、かかりっきりになれない旨をS室長に伝えます。

するとS室長は、「第一工場の若手社員に調整方法を教えてくれ」「覚えたらその社員にさせる」と言うので、当時25歳のY君に教えることになりました。Y君はセンスが良く覚えるのは早かった!しかし彼が実践したのは初めの頃だけで、後々はS課長が調整しているのを何度か見かけた。私が教えたやり方ではない方法で…

依頼された事は終わっているので私はこれ以上構うことはしませんでしたが、S室長はこれを見てどう思っただろうか?。


スポンサーリンク

2.入社から1年…管理職たちと会話が出来るまでに!

そういうことで、入社して1年が経つ頃には「問題の管理職たち」との関係は「無難な会話が出来る」位にはなっていました。

この頃私は、彼らに「お願いがあるのですが…」という表現で、その必要性を伝え、是が非でも叶えてほしい要件がありました。彼らのプライドを傷つけないよう細心の注意を払って要望を伝えます

本来ならば彼ら「管理職」がやらなければならない事を、部下からの要望として頼み込んだのです。

私が管理職たちに要望したこと!

a.月一で勉強会を開催してほしい(教育を通して若手社員または管理職両方の意識の向上が狙い)。

b.問題行動のある社員をそのままにしない(指導・注意を行い正しい行動に導く。また管理職らしさを周囲に見せるのが狙い)。

たったこの2点だけなのですが、組織の正常化を進めるにあたり全てに通ずると思ったからです。

この要望はS室長(問題の管理職の中で一番偉い)に時間をかけて交渉し、ついに承諾を得る事が出来たのです。

今までの辛く苦しい日々が報われる…そんなふうに思えた瞬間でした‼。

そして要望が次週に実行されることになります。しかしその内容は…。

次は、転落人生の始まり!?でも当時は気がつかなかった ⑪でお話しします。

この記事は過去の自分がどのように働いてきたのかを、私自身が心の整理をするために綴っています。なので読者の方々に向けて「だから…こうです!!」という結論的な事はお伝えできませんのでご了承ください。


スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました