真夏日…猛暑日…酷暑…と年々厳しくなる昨今…。だからといって全く出歩かない訳にはいきません。家族がいるなら尚更です。家族旅行、一大イベントで楽しみですよね~。しかしこんなに暑いとせっかくの旅行も十分に楽しめないどころか家族みんなで”苦行”となってしまいます。
ようやく目的地に到着しても誰も車から降りないとか、速足で展示を見て回り、ソッコーで施設に避難!もう何を見たか覚えてないとか、楽しい会話になるはずが”アズィ~”のオウム返しばかりで終わるとか…。
そうならないためには、やはり熱中症対策グッズの力を利用するしか方法はありません。
しかし販売されている数多くのグッズの中から観光に適したものを選ぶ必要があります。用途によっては不向きなものもありますので購入の際は注意が必要です。
そこで今回は観光旅行や散策などに適している熱中症対策グッズを暑さレベルに分けてご紹介いたします。
① 暑さレベル1 (施設内が主な環境)
冷房が効いている施設内では健康な人なら適度な水分補給だけで大丈夫だと思います。
しかし冷房が効いていない施設内では十分注意が必要です。この場合は次章の暑さレベル2を参考にどうぞ。
② 暑さレベル2 (屋外と施設内が半々ぐらいの環境)
真夏の観光はこの環境下が多いのではないでしょうか。
ここには挙げませんが、屋外に出る時の頭部を守るための帽子は必ず準備しておきましょう。
1.保冷剤を使用したネックタオル
名前の通り首に巻くタオルですが、着用したときに”うなじ部分”に丁度、保冷剤が当たるようポケットが付いている構造です。
しかし保冷剤タイプのものはすぐ解けるので効果の持続性は短いです。なので交換用の凍らせた保冷剤を幾つか用意してクーラーバックなどで持参し、必要時に交換します。
2.冷感スカーフ
こちらも首に巻くものですが保冷剤は使わず、かわりにスカーフ自体に水を滲み込ませ表面の水を拭き取ってから首に巻くものです。
持続性は保冷剤タイプと同じ位です。冷却効果を復活させるには時々振り回す、また、お手洗いなどで水に濡らしてやる必要があります。
3.携帯扇風機(ハンズフリーもあり)
主に手に持つタイプと首にかけるタイプがあり、顔に風を当て火照りを冷ますものです。
風量調整のほかにもミスト機能が付いているモデルがあります。
充電式で風量モードによっては8時間以上動作するものも多く存在します。
③ 暑さレベル3 (屋外が主な環境)
この環境での観光は正直避けた方が賢明のような…。しかしどうしても!という場合はもうこれしかないと思います。
1.帽子(クールダウンキャップ)
帽子の内側にある保水部に水を滲みこませ、垂れてこない程度に拭いてからかぶります。
水の量によっては蒸れる感じもありますが、頭の温度は抑えられますので無いのとでは比べ物になりません。
2.濡れタオル(冷感タオル)
普通のタオルでも良いですが、せっかくならスポーツタオルが良いですね。タオルに水を含ませて首に巻くor首に掛ける使い方です。
冷感スカーフよりも水分吸収量、肌に当たる面積が大きいので効果が長持ちします。
温くなればタオルを振り回すとある程度冷感が回復しますのでお手軽です。また水分補給の際に少し濡らしてやるのも良いですね。
3.携帯扇風機(ハンズフリーもあり)
これはレベル2でもあげましたが、こちらもなおさら必要ですね。
4.クールベスト (冷感ベスト、冷却ベスト)
ちょっと馴染みがないものですが、Tシャツのような形のベストに水を含ませ着用するものです。
服の上からでも、また下に着てもOK!そして上半身のほとんどを冷やすことから強力な効果を得られます。
ただ着るだけ!保冷剤&電気不要!水だけの力で体を冷やすのでお手軽です。
この4つを一緒に使えば野外フェスも怖くない?期待度高いです。
そしてグッズの購入判断ぐらいになるのではないかと思います。
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