前回の記事では、40代で再就職!未経験で製造会社の倉庫の仕事を始めて1年経った頃の状況を紹介しました。
製造会社の倉庫作業は毎日同じ様なことの繰り返しなので、続ければ続けるほど覚えることが減っていきます。
また倉庫作業員は一般的に少人数のケースが多く、また個々で作業することが多いので「人間関係のトラブルが起きにくい」環境でもあります。
私の会社の場合、(正社員フルタイム:1人=私)と(AM半日パート社員:2名)で入社当時からこの3名体制でこなしています。フォークリフトに乗るのは私1人で1日の作業で7割ほど乗っている感じです。
ということは、午後から気ままな1人作業になる訳ですね♪。
今回は倉庫の仕事を始めて2年半が経った現在の様子を紹介していきます。
倉庫の仕事(始めて2年半が経った現在)
2年半が経った現在では覚えることは殆どありません♪。
と、言ってしまうと話が終わってしまうので、2年が経つまでに覚えたことをお話しします。
1.製品の梱包資材の把握と発注のタイミング!
製品を梱包するには、その製品に合った梱包資材を使用します。そして種類の多い梱包資材をそれぞれ「無くなる前に入荷するように発注」しないといけません。
しかし、この「無くなる前に入荷するように発注する」のが中々難しいのです。在庫が無くなる少し前に入荷してくるのが理想的ですが、下手をすれば在庫が沢山あるのに新しい資材が入荷してきて資材置き場に収まらなくなるからです。
そこで、この問題を解決する方法は「資材一覧表」を作成することです。
・かんたん♪「資材一覧表」の作成方法
まず、普通のノートの最初のページに全ての資材名を書いて「資材全体を把握」出来るよう」にします。後は、資材を発注するごとに残りのページに「発注した資材名」「発注日」「入荷日」を書いていきます。
ある程度データーが貯まると「発注日」と「入荷日」の間隔から、入荷までどれだけかかるのかが分かり「発注のタイミング」が見えてきます。データーが貯まる前は早めの発注も致し方ありません。
2.倉庫が満杯で製品の置場所が無くなる緊急事態の対応策!
倉庫が満杯なのに物が入荷されてくる…。このような状況になるともう大変です‼。
この満杯になる主な原因は3つあり、「出荷量が減る」「入荷量が異常に増える」「その両方」になります。この状況になるのは、出荷先が休日で自社が稼働している場合がほとんどですので、休日が出荷先と同じならば問題ありません。
・私が行った対応策!
何はともあれ「スペース確保が全て」です。倉庫内に無駄なスペースがあるかチェック。するとホコリの状態から何年も眠ってそうなもの数点ありました。これは事務所に確認をとり7割破棄して少しだけスペース確保完了。
次に資材置き場をチェックすると、これまた整理整頓がなっていないので、まずは要らないものを処分。そして空にした資材棚を効率的なレイアウトに変更し、そこから各資材を資材棚の適した位置に再収納しました。
更に資材棚を1基増設し、資材置き場全体を「立体収納」にしたところ、大きなスペースが確保出来ました。
現在、これらの新しいスペースを効率良く使うことで、倉庫がパンクすることは起きていませんよ~♪。
3.真冬の倉庫作業は寒さ対策を考える必要あり!
近年、夏は猛暑…冬は暖冬などという話もありますが、間違いなく「冬の倉庫作業は超寒い」です♪。外と同じ…いや、晴れた日中は外の方が暖かい場合もあります。
スキー場と同じ位?防寒着が超重要となります。
・今後の課題は?
業務に対しては現在のところはありません♪。
あとは自分自身の心の問題だけでしょうかね~。私のような中年での転職者はやはり、多少の疎外感があるのと、倉庫は1人作業なので孤独なのは間違いないです。
製造部と倉庫は棟が違うので同じ会社の人間と話をすることはほとんどなく、トラック運転手と話をする方が多いです。まあ運転手も積んだら帰るので多くもないですが…。
あまり人間に関わらないのが良いという方には良い環境かもしれません。
製造会社の倉庫仕事~まとめ~
① フォークリフトの資格が必要。しかし無くても後に取得させてくれる企業もある。
② 努力して覚える事は最初の期間だけ!慣れれば自分の裁量がほとんど!定時帰宅も可能!
③ 人との関わりは少ないので孤独感がある。でも人間関係のトラブルも少ない。
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